だいす・ダイスのトリビア♪

さて、グループSNEのTRPGのシステムでは、6面ダイスを2つ使う判定が多く登場します。
今日は、ダイスの小話を少し。

※ソードワールド（SW）およびソードワールド2.0（以下、SW2.0）は、グループSNEおよび富士見書房の著作物です。（追記）

----------　以下、続き
6面ダイスは、1から6までの数字となっているので、最小値2、最大値12となります。
（ちなみに、裏表の数字を足すと7）

実際によく売られているダイスは、細かいことを言えば重心がその立方体の真ん中とはずれているため、出る目のダイスに偏りがあります。
重心がずれる理由は、ダイス目を表現するために削った質量分などになります。
しかし、セッションで振る回数くらいの場合、統計学的にはダイスの目には差が無いと言えます。
（正確には、「出るダイスの目に有意な差がある」という命題が棄却されます）
オンラインではIRC上で乱数を利用してダイスの代わりにします。

さて、その2つの6面ダイスの和が出る確率を中学生のときを思い出しながら計算してみると、

目の和	確率（分数）	確率(%)	確率(%)の合計
2	1/36	2.8%	2.8%
3	2/36	5.6%	8.3%
4	3/36	8.3%	16.7%
5	4/36	11.1%	27.8%
6	5/36	13.9%	41.7%
7	6/36	16.7%	58.3%
8	5/36	13.9%	72.2%
9	4/36	11.1%	83.3%
10	3/36	8.3%	91.7%
11	2/36	5.6%	97.2%
12	1/36	2.8%	100.0%

となります。
ダイス目が7を挟むような、強化や弱体は効果が高いことが分かります。
例：ダイス目の和6で攻撃が当たるときダイス目の和8で攻撃が当たるとき、その値を+2する効果のある強化は特に効果が高い
　（追記）つまり、ダイス目の和が6で当たるようになる
6面ダイス2つの和と能力値などを足した値を「達成値」と言ったりしますが、説明はまた別の機会に。

参考になるようなならないようなお話でした、ちゃんちゃん。

タグ：TRPG ダイス 2D6 SW2.0 ソードワールド

コメント 4

　SWは上方ロールなので、『確率（%）の合計』は逆に読んだ方が参考になるかもしれないですね。
　つまり以下の二つの行からは、ひっくり返して

　5　|　4/36　|　11.1%　|　27.8%
　9　|　4/36　|　11.1%　|　83.3%

『9以上が出る確率は27.8%』
『83.3％の確率で5以上が出る』
　ということがわかるわけです。……合ってる？（笑）
by 紫嶋桜花 (2009-01-10 05:10) 

おおっと、その通りですね。
逆の方がSWでは読みやすい（笑）
アップする10分前にエクセルでちゃちゃっと計算して追加したんです、という言い訳を挟みつつ。

確率（％）の合計を逆にしたものを上方ロールとかと一緒に追記事として、近々アップしたいと思います。
ありがとうございます！
by Ringo (2009-01-10 07:48) 

う～む、そこまで考えたことなかったなぁ。。。

知恵熱でそうです（－－；
by しぇる (2009-01-10 15:59) 

考えてはいけません！
特に前半部分はただのトリビアですので！

後半部分でミス発見して、こっそり訂正。。
by Ringo (2009-01-10 22:19) 

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